特講 「ゼロからの出発」
「とっこう」 特別講義のことである。本校では通常のカリキュラムの講義以外に学生からの希望、職員の要望等で特別講師を呼び「とっこう」なるものを実施している。
年3~4回ほど行われ、全国から先進的な農業者や農業以外の業種の経営者等多彩な顔ぶれが揃う。
このほど行われた特講の講師は、学生の研修受け入れ先の経営者である。学生からのたっての希望により、鹿児島県大崎町からはるばる来ていただいた。
有限会社「大崎農園」は、大学の同級生3人が農業に新規参入し、葉ネギの専作共同経営を実施しているところである。サーフィンで結ばれた3人が全くのゼロから出発し10年、今やハウス70棟240a、大根作付け400a、従業員14名を抱える大農園に成長。その若き経営者2人に来てもらい、熱い講義をしていただいた。現在に至るまでの経過、農業は全くのシロウトだったので、どれだけ本気で勉強したか。またこだわりの土づくりについては実際に土を持ってきて実証してみせてくれた。
最後は「家族の為にも、会社の為にも、地域の為にもやるべき事をやる。」この言葉で講義を終了。
当然のことながら、講義終了後は場所を替え「補講」が行われた。聞くところに寄るとそれは深夜にまで及んだそうである。就農を間近にひかえた学生にとって、農業者の先輩であり兄貴分としても尊敬している中山、山下さん達からのエールは熱く響いた事だろう。
さて、次はどんな人物が農者大に来てくれるのだろう。
この「とっこう」なるものは新農者大においても引き継がれる。
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