学生がネギ背負ってやって来た
ある夕方、学校の木目がきれいな階段を下りていますと、長靴が上がってきました。目を上げると近くの「みずほの村市場」に派遣実習にいっている横尾君です。実習先から直接来たのか、長靴に作業服姿。背中のリュックサックからはネギがはみ出しています。実習先のネギをネギラーメンを食べようともらってきたそうで、おっそわけをくれました。ついでに職員で分けてくださいとピーマンもいただきました。
ピーマンは肉厚で、焼いただけで十分美味しいので(前にももらいました)食べ方は簡単に決まりましたが、ネギはどうしよう。そうめんや冷や奴の薬味でさっぱりと夏らしく食べるか、白髪ネギにして肉と炒めて砂糖醤油で味付けしてスタミナか、と幸せな悩みを抱えてしまいました。
横尾君のその日の実習は収穫作業だったそうですが、日によっては直売所での販売や観光園での接客もあります。また、これまでは収穫作業が主だった農作業も冬野菜の種まきや育苗が始まるでしょうし、いろいろな組合員の家で実習をさせてもらっているので場所により違うことも多いでしょう。変わりゆく新しい日々を体全体で吸収してください。
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先日、岐阜県加茂郡坂祝町(さかほぎ)の「かねまつ養蜂」で研修している天池さんの様子を見てきました。兼松さん宅を訪問すると蜂の巣をドラム缶の湯の中に入れて溶かし(写真左)、布袋で濾過(写真中央)して液状の蜜蝋を集める作業をしていました。年に2,3回しかやらないそうです。天池さんも初めてとのことで、2人で知恵と工夫の詰まったやり方に感激しました。蜜蝋はろうそくの他、工業製品、化粧品などの原料となります。(写真右が蜜蝋。1日で固まります)


麦わら帽子をかぶっているのが深作君です。
長野市のお隣にある中条村で有機農業を行っている「まごころ・ふれあい農園」に入っている前島さん。前島さんは41期生で唯一の女性です。写真ではわかりにくいですが、とてつもない山の中でした。農園代表の久保田清隆さんも「すごいところとは聞いていたが、本当にすごいところにお住まいですねとよく言われます」と笑っていました。

●募集人員
丘の上に木造のしゃれた建物が、と思っていたらそれが牛舎でした。牛舎のうち一棟は、
そして写真のお菓子は、紫いもで色を付けた牛乳寒で、実物はもっと綺麗でした。実をいうと紫いもの色が苦手だったのですか、牛乳と一緒になることでやさしい色になり好きになりました。味はさらっとしていて、新鮮な牛乳のおいしさが感じられます。自家製小麦を利用した紫いも入りマドレーヌなどは、お母さんが作られていました。
講演のトップバッターとして、本校OBの坂井涼子さん(第37期)が、「女性農業経営者を目指して奮闘中~就農2年目の挑戦~」と題して講演しました。元女優という異色の経歴を持つ坂井さんですが、講演では、女優時代に見栄えのよいスタイルを維持するため食事を制限されていたことについて、「食べ物を作るのが仕事であるはずの農家の娘が、こんなことではいけないのではないか」と矛盾を感じたことが、農者大に入学し就農を決意するに至った理由の一つということでした。今は、新潟の「坂井ファームクリエイト」で小松菜の周年栽培と米の生産をやっており、また、経営する直売所の「採彩」は、中国の餃子事件以来お客が増えているようです。「農業を志すのならまずそれに向かって一歩を踏み出すことが大事だ」とも語ってくれました。