〔実習先訪問〕菅原君-青森県田子町

田子町は青森県最南の町で、南は岩手県、西は秋田県との境に位置しており、基幹産業は畑作が中心で、葉たばこやニンニク等の栽培が盛んです。中でもニンニクは、過去には品質・生産量で日本一に輝いた経緯があり、「田子産ニンニク」としてブランド化しています。
菅原君がお世話になっています田沼さんでも、ニンニクを1.2haと他にホップを1ha栽培しています。ニンニクは10月に植え付けが行われ、収穫は翌年の6月から7月にかけて行われます。訪問したときは、収穫を終えて、乾燥させたニンニクの根を取る出荷調製を行っているところでした。その中から、翌年収穫するための種ニンニクを選別して、大きさを揃えて出荷となります。種になるニンニクの選別も菅原君が行っているようで、かなり大事な部分の作業まで任されているようでした。
意外だったのは、トラクターは40馬力級のものが4台もあり、各トラクターには耕運用、畝立て用、収穫用などの作業機が装着されていて、それぞれの作業専用機として使われています。やはり、ニンニク栽培もこのような大きめのトラクターがなければ栽培できないと思うと、農家経営にとって機械化にかかる経費は大きいと感じます。ホップ栽培は、ビール会社との契約栽培として行っており、町内の農家仲間と現在取り組んでいますが、今後はさらに仲間を増やして、ニンニク栽培に次ぐ町の主要な作物としていきたいと考えているようです。菅原君は、田沼さんの考えている将来の農業経営の話などに、大変共感を得ているようでした。
非農家出身でもある菅原君にとって、この4ヶ月間の派遣実習は、卒業していずれ実践するであろう農業経営のしっかりとした土台になるものと思われます。
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