派遣実習終了
7月1日から始まった4ヶ月間の派遣実習も本日をもって終了となります。学生の皆さん4ヶ月間大変お疲れ様でした。4ヶ月前を振り返ってみると、送り出す側からすれば、農作業の技術・知識等を学んできてほしいのは勿論でしたが、何より4ヶ月間何事も無く頑張って欲しいという気持ちがありました。今回は大きなトラブル等なく今日を迎えられたことは非常に喜んでいます。学生たちは今頃実習を終え、4ヶ月間の実習を成し遂げた達成感や充実感に浸っていることでしょう。
4ヶ月間派遣実習先において、農業技術の取得、経営感覚の体得や地域の風土・気候や人との繋がりなど、日々沢山のことを学び、感じ取り、農業者として人間として大きく成長し、充実した日々を送ったことと思います。それらの体験や経験等は今後、大いに役立ち、活かされる場面が訪れるでしょう。そして、何より学生を快く受け入れ、日々熱心に指導して下さった受入先の皆様方の御協力もあり、無事今日を迎えることができました。この場をお借りして御礼申し上げます。受入先の皆様方、本当にありがとうございました。
4ヶ月間農作業を中心に行い、体に相当疲労が蓄積していることと思います。明日から3連休です。学ぶことは沢山ありますが、まずは疲れを取ることが最優先ではないでしょうか。この時期は、つくばでも紅葉が見頃を迎えています。カエデの葉が紅葉色に染まった山々を散策したり、温泉に浸かり疲労回復に努めるのもよいでしょう。連休を活用し、心身共にリフレッシュして、今後に備えて下さい。
学生全員が顔を合わせて授業を実施するのは、2週間後の11月14日(金)からです。その日は、「農業ビジネスを考える講演会inつくば」開催のため、多摩の学生も講演会を聴きに来ます。全員元気な姿で顔を合わせましょう。
| 固定リンク
|

黒臼氏は、昭和60年に就農し、一貫してコチョウラン(洋ラン)を生産しています。黒臼氏の経営の大きな特徴は、台湾をはじめとした海外とのリレー栽培による効率的なムリ・ムダのない生産で、常時7万鉢の栽培を温室で行っているので年間を通じて安定した出荷が可能であることから、急な大量の注文にも直ちに応えられる強みを持っています。また、社員6名、パート50名を雇用し、独特の点数制による人事評価システムを導入して社員のやる気や達成感を得られるようにしています。これにより、導入前に多かった人為的なロス率を10分の1に激減させています。
久家氏は昭和35年に就農し、試行錯誤を続けながら現在のグラジオラスとアルストロメリアの産地形成に中心的な役割を果たしてこられました。久家氏の経営は、露地栽培のグラジオラスと施設栽培のアルストロメリア、その他の数種類の切り花を組み合わせた周年出荷による高収益な花き経営で、平成10年に有限会社「久家花卉園」を設立して企業的な経営を目指しています。また、地域のリーダーとして昭和59年にグラジオラスとアルストロメリアを共選・共販とし、市場競争力を高めつつ、研修生の受け入れなど青年農業者の育成にも貢献しておられます。このため、茨城県内ではグラジオラスとアルストロメリアの大部分がこの地域で生産されています。
続いて農林水産省生産流通振興課花き産業振興室の表室長から「花き産業の動向」を説明していただきました。
坂本さんが実習している無茶々園に行ってきました。無茶々園は、80戸以上のみかん農家が、無茶々園の旗印の下、環境への負荷が少ないみかん栽培に取り組んでいる農事組合法人です。除草剤や化学肥料を使用せず、農薬をできるだけ使わない柑橘類の生産・販売を中心に活動しています。無茶々園のある明浜という地域は、愛媛県西予市の南西部にあり、宇和海と標高400m前後の山に挟まれたリアス式海岸に立地しています。明浜全体が南向きの斜面で、陽当たりの良さからみかんの栽培適地となっています。ご覧の写真のように、石垣が組まれた急斜面の段々畑が美しく広がっています。
坂本さんは、無茶々園の就農研修生受け入れ機関であるファーマーズユニオン天歩塾で実習をしており、3階建ての研修センターで共同生活を送っています。ファーマーズユニオン天歩塾では、常時10人くらいが研修しており、そのうち半分はフィリピン・ベトナムなど海外からの研修生で、残りの半分が日本人の若者だそうです。天歩塾の研修生の受け入れを担当しているのが、農業者大学校31期生の片山無さんです(写真右が片山さん、左は坂本さん)。
天歩塾が耕作しているほ場は、地元の明浜のほか、南郡(高知県境で明浜から約40km)、北条(松山市の近くで明浜から約80km)にもあり、合計15ヘクタールあるそうです。研修生はワゴン車で移動し、南郡や北条の宿舎で泊まり込みの実習もあるとのことでした。
磯崎さんは、イチジクの収穫や、暑いハウスの中でのトマトの定植、マルチング、誘引、芽かきなどに忙しく働いているようでした。写真は、ハウス内でのトマトの作業の様子です。貴重な男手の戦力ということで、平均年齢60歳以上のパートのおばさん達にモテモテで引っ張りだこだそうです。
ちなみに、頭に巻いたタオルの下は、暑さ対策のため、坊主頭となっております。タオルを取ってもらった写真がこちらです。ちょっとした衝撃映像ですが、やる気と気合いが感じられますね。
㈲蔵王高原牧場には、川崎牧場と白石蔵王牧場の2つの牧場があり、大沼さんがいる川崎牧場では、毎月100頭くらいずつ家畜市場で購入された牛が導入され、13ヶ月までここで育成しています。月齢別に牛舎を分けて飼育されており、現在の総飼育頭数は約1300頭だそうです。13ヶ月以降は白石蔵王牧場に移され、出荷するまで蔵王山麓の広大な牧場で肥育されます。
これがその時の写真です。しっかり抱きしめてハグしております。愛が感じられますね。
宗形さんが実習している橋本源二郎さんのお宅に行ってきました。宗形さんには、まず謝らなければなりません。何枚か写真を撮らせてもらったのですが、ほとんどまともに撮れていません。東北に行って急に寒くなったものですから、携帯のカメラのレンズが結露を起こしてしまって、ご覧のようにお風呂の中のような曇った写真になってしまいました。ちなみに橋本さん宅のハウスの中で、しゃがんで作業をしている宗形さんの写真です。念のため。
低コストにもかかわらず、橋本さんのトルコキキョウは大変品質が高く、郡山の花き市場では最も高値で取引されているというから不思議です。どうやら橋本さんにしかない、特別な技術があるようです。 燃料費や資材費が高騰して経営を圧迫している園芸農家が多い昨今、とても勉強になりそうです。左の写真が橋本さん(右)と宗形さんで、宗形さんはまじめで仕事が早いとほめられていました。
ついでですが、今年は11月16日に多摩校舎で豊饒祭があります。現在いる学生や卒業生からの野菜やジュースなどの出品があり、良いものが安く買え、模擬店も出します。時間があったら是非来て下さい。