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今年も健在「豊饒祭」

 数えて39回目、つくば校舎での初めての豊饒祭を楽しませてもらった。行く途中で雨に降られ、心配もしたが、祭の会場は熱気でムンムン、雨もどこかへ飛んでいた。比較的農業生産現場に近く、直売所もあちこちに点在するつくば市の会場にどれだけのお客さんが来てくれているのか少々不安だったが、それも杞憂に終わった。
 会場に着いたのは午後だったが、イベントの真っ最中で、多摩の時と同様に大勢の子供やその保護者が演壇周辺に集まり、かなり盛り上がっていた。そのすぐ脇では餅つきが行われ、市民や卒業生の飛び入りもあって、かなり威勢もよかった。今年も人気のようで、つきあがるのを待つ光景も見られた。
 私は少し寒かったので豚汁をごちそうになったが、具も多くおいしかった。七味たっぷりで体も温まった。農産物展示即売は少し量的に控え目であったが、売り子の声はよくはずんでいた。何より嬉しかったのは、3月に卒業の39期生の農産物が目立ったことだった。卒業して初めての収穫物を提供してくれていることだった。私の買ったミニトマト3袋とシクラメンも彼らのものだった。カーネーションもと思ったが、サツマイモが2年生の作った作品ということで、こちらを買わせてもらった。もうこれだけでけっこう両手がふさがってしまった。
 多摩の時と同様に、農水省の職員のみなさんがけっこう多く顔を出してくれていた。また、寒い中を職員のみなさんも道路に立って、交通案内と客寄せに協力をしてくれていた。支援者に見守られ、職員に支えられてのつくば校舎第1回目の豊饒祭だったが、伝統が引き継がれうれしく思った。
 校舎2階から農研機構の各研究所のネームの入ったテントを見て、今年はテント集めだけは楽になったなと感慨深げに、帰路についた。

農業者大学校 元職員

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